年金制度の未来について?

出典:産経新聞
あくまで予想ですので、「本当のことはまだわかりません?」
でも、衝撃的な写真ですね!
年金制度について少し考えてみましょう!
- 日本の公的年金は「賦課方式」
~どうして積み立てておけないの? 漫画で解説(厚生省)
■賦課方式は、年金支給のために必要な財源を、その時々の保険料収入から用意する方式です。現役世代から年金受給世代への仕送りに近いイメージです。
現役世代が高齢になって年金を受給する頃には、子どもなどその下の世代が納めた保険料から自分の年金を受け取ることになります。
■積立方式は、将来自分が年金を受給するときに必要となる財源を、現役時代の間に積み立てておく方式です。
- 世代間格差の正体
~若者って本当に損なの? 漫画で解説(厚生省)
海外の年金制度について
アメリカ・ドイツ・イギリスなどは多くの国は賦課方式になっています。
スウェーデンでは、賦課方式+積み立て方式という形態になっています。
賦課方式と積立方式のメリット・デメリット
- メリット部分
賦課方式
・インフレへの対応力が高い
積立方式
・少子高齢化の影響を受けにくい
(但し絶対的高齢化の影響は受ける)
・制度に対する納得感が得られやすい
(現役世代が高齢者世代の面倒を見るという考え方はありません。 - デメリット部分
賦課方式
・少子高齢化に弱い
・世代間の公平性を担保しにくい
積立方式
・賦課方式と比べるとインフレへの対応力は弱い
・資産運用に失敗すると給付削減になる可能性有り - 両方の制度の共通点は
・終身年金での運用が可能
・多く保険料を払った人の方が多くの年金を受け取れる
年金の今後の見通しについて
・年金制度を破綻させない施策を政府が取る
・支給額の減額される可能性がある
・制度を維持するために増税の可能性がある
・個人個人が足りない資金を手当てすること求められる
(年金額不足を自助努力で補う)
今回は、年金制度を少し調べて記事にしました。
実際に、年金定期便など1人1人の国民が広くそれぞれの「年金額」が詳細に分かるようになり具体的な数字として把握できます。
世代間によって、年金に対する考え方なども異なります。
制度をより良くするための議論や意見を1人1人考えて、それを政治の場で国と国民全員の問題として捉えていくような状況が実現すれば初めの一歩になるのではないでしょうか?
なかなか重くて難しい問題とは思いますが?
話しは変わりますが、以前廃止された「国会議員年金」が復活という動きも過去にはありました!
国民の目でしっかり監視せねば!