スピードスケート女子500m高木美帆が銀、小平奈緒17位

高木美帆(27、日体大職員)が37秒12の自己ベストで銀メダルを獲得しました。

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NHK |髙木美帆 “挑戦の証”は銀メダル | スピードスケート女子500m | 北京オリンピック

高木美帆(27、日体大職員)が37秒12の自己ベストで銀メダル。

3度目の五輪で初めて臨んだ500m。37秒台の前半が優勝タイムになると見られていたなかで、自己ベストを0秒10更新する37秒12でフィニッシュ。

平昌五輪の団体パシュートで金、1500mで銀、1000mで銅メダルを獲得した高木は、2019年には1500mで世界記録を更新。
名実ともに中長距離のエースになったなかで、未知と言っていい種目でもあった500mには、直近になって葛藤を覚えていた。

「正直なところ、1500mが終わった段階で団体パシュートのことを考えたときに、この500mに出るかどうかを本気で考えたというか、この500mに強い気持ちで挑めるかどうかをもう一度、自分のなかで問いかけた時間はありました」

競技後にはこんな自問自答があったと高木は明かした。500mをはさんで団体パシュートが組まれている日程とチームを第一に考えれば、連覇へ向けてリスクを減らしたい。それでも高木を突き動かしたのは、短距離から長距離までのすべての種目をハイレベルで滑るオールラウンダーに強くこだわったからに他ならない。

特に専門性が高い500mへの挑戦に対しては、当初はナショナルチームの首脳陣をはじめとする周囲から難色を示された。それでも挑戦する過程がすべての面で成長に、速く滑れる自分につながっていくと信じた。究極のオールラウンダーになった先に待つのは、子どものころから憧憬の念を抱いてきた、カッコいいスケーターとなる

引用元:Yahooニュース

連覇挑戦の小平奈緒は痛恨ミスで17位に終わりました。

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NHK | 小平奈緒 連覇ならず “次にすべてを注ぎたい” | スピードスケート女子500m | 北京オリンピック

「スタートラインにつくまではいい状態で、集中力もかなり高まっていたんですけど」

しかし、連覇をかけた挑戦は一歩目で暗転してしまう。号砲の直後に踏み出した左足が氷にひっかかるような状態になり、100mで10秒72と大きく出遅れた。

焦燥心と絶望感が交錯するなかで、全体で2位となる10秒33で飛び出し、37秒21で銅メダルを獲得したアンゲリナ・ゴリコワ(30、ROC)を懸命に追う。  

しかし、わずかなミスが致命傷になる500mで、スタート直後のタイムロスはなかなか挽回できない。38秒09というタイムに、それでも必死に言葉を紡いだ。

「自分の思うようなレースができなかった。一歩目でつまずいてしまって、そのあたりから頭のなかが本当に真っ白になってしまいました」  

五輪金メダリストという肩書きを新たに背負った4年間。周囲から寄せられる期待がいつしかプレッシャーに変わり、理想と現実の間でもがき苦しんだ。左股関節の故障が追い打ちをかけ、昨シーズンの前半戦には国内で5年ぶりに黒星を喫した。  

一時はリンクを離れて、フィジカルを一から作り直した時期もあった。その過程で決して守りに入らず、挑戦者として4度目の五輪を目指そうと決意。愛してやまないスケートへ「無心で体を委ねて没頭する」という境地にたどり着いた。

「この舞台に立てていること自体が本当に幸せだと感じている。氷と仲よくしよう、と常に意識してきましたけど、こういうときに失敗してしまうのは、また何かここで気づかなきゃいけないサインなのかなと思っています」

引用元:yahooニュース

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